2007年2月アーカイブ

 ずいぶん暖かくなってきました。テレビでは土手のツクシの話題が出ていて、何か早すぎる春に、戸惑いを覚えています。

 通話料無料ダイヤルを掲載してから、全国から寝具に関するお問い合わせがよく掛かります。

 ベビー布団やジュニア布団、枕に関しての質問が多いのですが、最近では西川整圧敷ふとんについてのご質問と、直接お電話でのご注文がウナギ登り。

 そしてなんといっても、中身のわかりづらい羽毛布団のご質問は圧倒的です。

 その中で、一つだけ気になってならないことがあります。

 中身がわかりづらい ■ 羽毛ふとんの一万円から二百万円。 ■

 プロが参考としてブックマークしている評判のURLの本年改訂版
https://www.anmin-ne.com/knowlledge/downpage1.html

 明確な評価基準で羽毛ふとんを比較できるようにしています。
 
 しかし、羽毛ふとんの価格を決定づけるものは、確かにこれだけではありません。

 1)羽毛中綿のグレード
 2)羽毛ふとんのがわ生地レベル
 3)羽毛ふとんのキルト法

 以上の要因の絡み合いから価格は決まります。

 で、基本的な価格の大勢は何で決まるのか?

 それは、やはり圧倒的に中綿羽毛のグレードで決まります。

 現実にはあり得ない話ですが、ABSその他の安全装備をフルに搭載した“カローラ”と、安全基本性能抜群の“メルセデス”がほぼ同一価格だとしたら、あなたはどちらを選ぶでしょう?

 速度無制限“アウトバーン”があるドイツでは、車両事故数は多いけど、事故による 死亡者が圧倒的に日本より少ないという統計が出ているそうです。人間の生命を守る意識の高さが、車作りでも日本より一日の長があるとのコメントもありました。


 話がそれそう・・・。

 羽毛ふとん選びの、お問い合わせの中で、意外と多いのが

 『キルトの数はいくつありますか?』とか、
 『ベッド対応キルトになっていますか?』とか、

 それはそれで、標準クラスの同一グレードの羽毛ふとん同士での比較なら、意味のあることですが、グレードの違うものを比較するには全く意味のないものになってきます。

 今日のテーマは、

 ■ 幹(本質)で選ぶか?枝葉(オプション)で選ぶか? ■ でした。

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