西川専門店向け羽毛布団と言われて買ったら

「品番を言うから、調べてほしい。」

西川専門店向け羽毛布団と言われて買ったらと、いきなりお客様から問い合わせのお電話。

言われた品番を調べてみると、西川がホームセンターの***の特注品として納品したものとわかりました。

そのお客様は激怒、
『こんなことがあっていいのですか!』
買った相手に言えばいいのに、僕に言われてもどうしようもありません。

口ぶりではネットオークションでいいものが安く買えたと喜んだものの、不安になって調べて欲しかったとのこと。

実名を明かしたり、実店舗を明らかにして出品しているならともかく、バンドル名だけだと

・買って使ってみたけど気に入らないから、新品としてオークションに出品
・お店で一度買ってもらったふとんが返品となり、ネットオークションに出品

等々、単に大量在庫を処分する目的のオークション出品ならよいのですが、上の例が少なからずありそう・・・。

寝具類のオークション購入は覚悟がいるかも・・・。

これを機に、私はふとんの出品を止めることにしました。

【旧ブログ転載】

親戚の西川チェーン店で買った高級羽毛布団だから

「親戚の西川チェーン店で買った高級羽毛布団だから、大事に扱ってくれ!」
と、あるお客様が羽毛布団の丸洗いを依頼されました。

なぜ、親戚の布団屋さんに出されないのか疑問ではありましたが、仕事ですからお受けしてよく見ると、

ーー羽毛布団の表示ラベルに西川のメーカー名でなく、三流メーカーの名前があります。ーー

「親戚のあの店は、西川チェーン店でいいふとんしか売っていないから高かったんじゃ!」
と、持ち込まれたお客様は得意げ。

密かに(この程度の羽毛布団で自慢できないけどなー・・・。)と、思っても雰囲気的に本当のことが言える状況じゃありません。
(でも、話しぶりから結構高い金額を払わされているようです。

ふとん丸洗いは、がわ生地を取り替えるわけではなく、きれいに洗った羽毛布団をそのまま納品するわけだから、納品時のトラブルが生じることがなく、黙っておっしゃることを聞いていました。

実をいうと、これと同じ実例が非常に多いのです。

毎日、西川リビング株式会社のお客様相談センターへ殺到する苦情の電話から、ラベルを確認していただくと西川羽毛布団ではなかった。ということがとても多く、私の店の近くでも、西川羽毛布団と称して売っている羽毛布団がやはり三流製品だったと苦情が殺到し、西川が裁判を起こし、西川チェーン店を名乗ることを止めさせた事件が過去にありました。

その店は、今なおやり方を変えることなくドンドン商売をやっています。

昔流行った歌に、『骨まで愛して』というのがあり

『生きてる限りはどこまでも、だまし続けてほしかった♪。』

これもある種の消費者ニーズなのか?と、暗い気持ちになり一瞬。

でも、我が信じる道を元気よく、前へ、前へ・・・。

中綿増量羽毛布団はお得?

★ご質問

ある百貨店の通販で、中綿増量羽毛布団を購入しましたが、以前に購入した羽毛布団と比べてあまり暖かくないので、クレームの電話をしたところメーカーさんから、「羽毛布団の値打ちと暖かさとは関係がない。」との返事でした。そうなのですか? (60代 女性 美容店経営)

☆彡お答え

とても驚きです。羽毛布団の値打ちとは軽くて暖かい事に尽きると思います。ちなみに、羽毛布団のグレードを表す評価方法のひとつに、『かさ高性』があり、客観的なデータとして検査を日本羽毛寝具製造業協同組合が行っています。ランクとして
 ?三ツ星のニューゴールドラベル   【かさ高350360㎤/g以上】
 ?四ツ星のエクセルゴールドラベル 【かさ高400360㎤/g以上】
 ?五ツ星のロイヤルゴールドラベル 【かさ高440360㎤/g以上】となっています
一般的に優良メーカーのシングル羽毛布団の中綿量は、標準で1.2kg入り
となっており、十分な暖かさが得られます。
羽毛布団における中綿増量とは、かさ高で見劣りする品を増量で補ったものです。あまり良い品とは言い難いと思います。

なお、西川においては、特別な寒冷地仕様として、上級羽毛をシングル1.20kgで十分なところを、あえて特別仕様キルトにて、1.25kg入りをご用意しています。

寒がりさんには強い味方となります。羽毛布団の選び方は上手にしましょう!